エンダモロジーの効果を実感してくるのは、週２〜３回やるとして数回実施したあたりからでしょう。このマシーンCellu M6を製造するフランスのLPG社は、1クールを14回としており、理想は１4回まで行うことのようです。 脂肪吸引

脂肪吸引後のエンダモロジーは当院では術後1ヶ月経ってから行っています。効果は明らかに回復が早く、最終的な形状も施行した人の方が滑らかさや肌のハリの点で良い印象を受けています。エンダモロジーでは陰圧で吸い上げるようなマッサージ効果があり、これはハンドマッサージでは不可能な事であり、セルライトの改善や、肌質の潤いの回復にはハッキリ優れているようです。ただ、当院では他院での脂肪吸引後の患者さんは受け付けていません。 脂肪吸引

強力ストッキングはクリニックでも販売しています。１４０デニールの強さのもので、価格は5千円＋税です。腹部に関しては初めだけクリニックで巻く幅広の包帯で良いのですが、ウエストニッパー等を退院後に購入して下さい（包帯では脚だとすぐよれて紐状になり食い込んでしまいます）。使用期間は最初の1ヶ月は丸1日、それ以降は3ヶ月経つまで最低でも日中の使用を原則とします（3ヶ月経つまで丸1日付けて下さるなら、その方が本当は良いです）。ガードルだけでは吸引した部分を十分被いきれないのでよろしくありません。術後の薬にバファリンのようなピリン系のものは出しません。痛み止めはジクロフェナックとロキソプロフェン、抗生物質はセフェム系です。これらを３〜７日服用して頂きます。 脂肪吸引

通常、腹部は腹筋が緩んで出ている要素が多く、脂肪は患者さんが思っている半分以下の量しかないものです。腹部単独では、注入をまかなう量が確保できないのが通常です。吸引した脂肪が全部使用できる訳では無いという事もあります。腹部＋大腿前＆内または、（もう腹部は止めて）大腿部後＆外＆内＋臀部からの脂肪吸引で考えておいて下さい。感染症の問題は臨床的に無いに等しいです。凹凸は脂肪吸引一般に術者の問題、患者の術後管理（均一な圧迫を怠る）の問題から生じる事はありますが、当院ではハッキリした問題に発展したケースは１例もありません。ですから現地に戻ってから特に通院は不要と思えます。 脂肪吸引

部分的に皮膚の感覚が鈍い（麻痺）のは通常の経過です。放置で治りますので心配せず、圧迫は続けて下さい。後日（術後1ヶ月前後）検診に来て下さい。 脂肪吸引

脂肪の付き方は個体差が大きいので診察した上で決めることですが、お尻＋大腿（膝含む）の場合、金額は税別で１００万円位します。手術が終わった後は入院して頂きます。翌日はドレーンを抜いて、強力ストッキングを履いて帰宅します。術後２、３日は下肢が重いし、動けば筋肉痛はあります。４、５日経つうちには大分痛みは落ち着きますが、本当に痛みを気にしなくなるには３週間位掛かります。また、下肢のむくみも同じく３週間位までは気になると思います。退院後、通院は本当は1度位はお願いしたいのですが、最近はメールにて画像添付による検診も出来ますので、通院不要でも構いません。ストッキングは３〜６ヶ月位履き続けます。完成も３〜６ヶ月と考えて下さい。 脂肪吸引

腹部は臍の穴の中とウエスト部分の前を約４ｍｍ、大腿部は恥骨部と大腿部の移行部、臀溝です。圧迫はウエストニッパー、ガードル、ストッキング（強力１４０デニール）これらを使います。臓器圧迫の障害はないと思います。カンジダなどのカビはリスクを高める事になるのかも知れませんが、美容外科医の間では問題とされていません。なお、再吸引は腹臥位から臀部、大腿後・外・内で行なえると思います。これで脂肪が足りない時は、臀部上方、背中を扱う事もあります。 豊胸 脂肪吸引

費用は基準料金に肥満状態での割り増しを加算して算出します。入院後翌日帰宅可能ですが、本調子ではないですから更に１〜２日位ホテルに滞在する事になるかも知れません。当院の前のビジネスホテルでよければ手配いたします。術後の検診は来院しなくてもメールの画像添付による検診で上手く行きます。

胸の脂肪吸引は太っていないと効果が出せないものです。男性の女性化乳房に行ないますし性同一性障害の女性にも行ないます。私自身それぞれ１例づつ経験はありますが、太っていない方では僅かしか効果が出せないと思います。

脂肪吸引はセルライトには効果があまりないと思います。セルライトにはエンダモロジーや超音波の方が効果的のように思っています。しかし、本当に細くするのは脂肪吸引が一番です。 脂肪吸引

吸引の再手術は吸い出し難いのが現実です。前回の手術で組織が繊維化を起こし充分に引圧を掛けても思ったほど取れないことが多いものです。最初の担当医が余程手抜きをして脂肪層が痛められてないならばやっても良いものです。しかし、それはカウンセリング時に触診して考えさせて頂きます。 脂肪吸引

服を来たままなら術後翌日に大丈夫でしょう。脱いだ後なら、パッと見られても大丈夫なのは３週間後、ジロジロ見られて大丈夫なのは、３ヶ月後と考えて下さい。外科医に傷口を見つけられると厳しいでしょう。しかし、臍レベルの前腹・ウエストの吸引は、臍の穴の中からカニューレを入れますので普通このキズは見つけられません。問題はウエストの後ろの部分及び腰回りの吸引をした際の体の後面のキズです。約４ｍｍが２箇所です。赤みが消えてまず分からなくなるには半年位は要します。ファンデーションで隠す人もいます。 脂肪吸引

太腿の吸引は最低でも腹部等を行なってから２〜３週間以上空けて行なうほうが無難です。術後の痛みのことはありますが、麻酔のリスク・体への負担等も考えると、続け様にされない方が良いと思います。 脂肪吸引

男性の場合、女性より明らかに脂肪が少ない事が多いので、希望されても奨めなかったことも何件もあります。入院は不要ですが、バンテージでの連続圧迫が３日必要です。その後も３ヶ月は家にいるときなどにバンテージでの圧迫を続けて頂きます。内出血斑は紫はあまり出ませんが、黄色が出る事は割とあります。腫れも１週間は目立ちます。従って会社に行くのは１週間〜１０日後が現実的でしょう。 脂肪吸引

術後の腫れはそんなにありません。１週間でも見た目に腫れが目立つことはないと思います。但し、私が以前に学会で発表したドレーンを使用する上での話です。安静にしないといけないのは３日で充分です。但し痛みがほぼ完全に引くのは３週間くらい掛かります。 脂肪吸引

一般に出産前に吸引して問題はないのですが、術後は最低３ヶ月はボディスーツなどで強く締めなければなりません。そろそろ子供をと思ってらっしゃるなら、出産後でも良いのではないかと思います。 脂肪吸引

ヒップ＋膝も含めた大腿全周は私が通常行っている脂肪吸引法です。休みは最低３日は欲しいです。可能なら１週間というところでしょうか。腫れは強力なサポートタイプのストッキングを付ける為、分かりません。内出血は私はドレーンを使用する関係で、あまり出ません。しかし少しはふくらはぎを含めた下腿に少し黄色〜薄紫色の皮下出血斑は出るでしょう。 脂肪吸引

脂肪吸引の術中や術後早期の全身への負担という事でしょうが、私は自分が行っているやり方、つまり硬麻・静麻、Tumescent法、対外式超音波、直径3mmのカニューレ、ドレーンの使用で手順を踏んでいく限り、問題は起き難いと考えています。 脂肪吸引

ここは場所的に難しいことが多いものです。肌質を診た上で、肌のハリの戻る見込みのあるところまでの吸引となります。ですから、やや控えめにしか効果が出せないことが多いものです｡体格が大きい人は、若干の割り増し料金は掛かります。その分手術時間は多めに確保します｡傷口は関節の屈側やヘソの穴など目立たないところで行うのが原則ですので、そう心配は要りません。 脂肪吸引

脂肪吸引は本来ダイエットとは違い、狙ったところを充分吸引し、メリハリのあるプロポーションを作るものとされて来ましたが、近年では大量脂肪吸引も安全に出来るようになって、概念が拡大されてきております。ですから、狭い範囲に限って吸引ではなく、胸以外は全身脂肪吸引にて出来る限り吸引する医師たちが世界的に存在します。ご質問の回答としては上記のことから一応確実と答えたいと思います。 しかし、激太りの人が全身脂肪吸引と言っても指の先まで吸引する訳には行きませんし、術後同じカロリーを摂取していると吸引した部分のは太り難くなった分、胸の脂肪層が厚くなりバストアップの傾向になりますが、同時に腹部の内臓脂肪の肥大もみますので、手ばなしで脂肪吸引したらダイエットは全く考えなくて良いんですとまでは言えないと思います。私は全身脂肪吸引、大量脂肪吸引には賛成し実行している立場ですが、やはり万一のことから安全を念頭に、上半身と下半身は期日を別にして行います。下半身だけでも脂肪は３０００ｃｃ〜５０００ｃｃ取れますから、その際に生じる失血や組織侵襲からの回復を考え２週間以上あけて行っています。 脂肪吸引

現在の状況は、あなたが感じているように「末梢血行の循環障害」によるものです。しかし必ず治りますから心配には及びません。ただ１ヶ月より3ヶ月が太くなるとは聞きませんが、１ヶ月と3ヶ月で、あまり変わらないとはよく聞くことです。下腿は経過が長く掛かるので、経過に波があるだけと解釈して頂いて良いと思います。ストッキングを履き続け、寝るときは足を上げ気味にするのを続けるだけで良いです。 脂肪吸引

当院では全周が主体ですが、腕の付け根も追加してやることも多いです。振袖部分のみで済ませてしまうことは納得できません。振袖部分の特に前方は脂肪層が薄いのです。それでも術後に腕を水平に挙げて術前と比較すれば、振袖部分が上がっています。しかしそれは脂肪が取れたからというより、拘縮で筋肉部分が上がっているだけです。周径はあまり変わりません。それは術後に腕を下垂させた時の変化が少ししかない事からも分かります。しかし、一般の美容外科でそれをやっていることも多いようです。これは正直言って医者にやる気がない表れだと思っています。 脂肪吸引

吸引後の腫れは１週間くらいを考えて下さい。しかし、これは手術後腫れて手術前より太ったように見える顔が、ある程度腫れが引いて手術前のイメージにだいたい戻るのが１週間という事です。従って１週間すれば人前に出られるようになります。仕事はマスクで出勤できるなら２〜３日でＯＫでしょう。マスクができないなら１週間はみて下さい。麻酔の痛みは歯茎の麻酔より軽いと思いますが、打つ範囲が広いですから、「楽」ではないようです。しかし、我慢できるレベルであり、悲鳴を上げた人はいません。 脂肪吸引

押して痛いなら、まだエンダモロジーは控えるべきでしょう。私の手術の場合はドレーンを入れるため術後の炎症は割と早く引くので、３週間経ってエンダモロジーを開始したケースもありますが、通常は１ヶ月まで待ったらどうでしょうか？早く改善したいでしょうが、今すぐやると逆効果かもしれません。

エンダモロジー単独の施術は現在止めています。それは、効果が一時的で、施術を止めてしばらくした後の患者さんの満足度が低いからです。しかし、脂肪吸引後に使用するのは価値が高いと思っております。

当院ではCellu M6というエンダモロジー機を２００３年に購入しかなり使用してきましたが、やはり治療効果に限界を感じています。脂肪吸引には勝てないし、脂肪吸引の術後のトリートメント位の使用が無難との感想を私個人は持っています。

エンダモロジーは当院でもかなりやっていますが、スリムになる目的なら単独では劇的効果は無理ですし、その少しの効果を維持するには一生エンダモロジーを続けなければならないような印象を受けています。従って、脂肪吸引との組み合わせで施行しています。確かに吸引後にエンダーを掛けると回復が早いようです。本当に脂肪過多なら脂肪吸引を薦めます。