プチ整形といえばヒアルロン酸・ボトックスの注入療法です。永久の効果はありませんから、美容整形の仮想体験として気軽にできます。
ヒアルロン酸注入法
ヒアルロン酸と呼ばれる元々生体内にある物質を原料とした成分をしわの気になる部分に超極細針で注入します。安全性が高く、腫れの心配もありません。一般的に半年から一年で体に吸収され効果はなくなるとされていますが、最近のヒアルロン酸は分解しきる前に皮膜で包まれるため、一部の効果は吸収されずに残るといわれています。
目のくまの改善 / 涙袋形成
目の下のくまは皮膚が薄いため、注入するとデコボコになり易いといわれますが、深いところに注入するので心配ありません。また、上まぶたのくぼみにも注入できます。上まぶたの場合は脂肪注入といった方法もあります。涙袋形成はヒアルロン酸を下まつげのすぐ下に注入します。ホルモンタンクとも呼ばれるくらい、ここがふっくらしているとハツラツとして見えます。
鼻・あご
ヒアルロン酸を注入することで鼻先を高く上げたり、あごを前に出すことができます。ただし、注入できる量はわずかなので大きな変化は望めません。
唇のボリュームアップ
唇にヒアルロン酸を注入し、女性らしい膨らみをつくります。
しわ取り
気になるしわの部分に注入し、皮膚を持ち上げて目立たなくさせます。2~3日は若干みみず腫れのような状態が続きますが、注入後すぐにお化粧も可能です。しわ取りについてはこちらもご覧ください。
ボトックス注入法
ボトックスとはボツリヌストキシンA型という成分を抽出したもので、注入するとその部分の筋肉の働きを弱め、萎縮させる効果があります。ヒアルロン酸と同様に効果は永続しませんが、ヒアルロン酸と異なり一度注入した成分を途中で分解することはできません。
※アセチルコリン注射でボトックスの分解を早めることは可能です。
小顔効果
咬筋(エラの筋肉部分)にボトックスを注入することで筋肉の働きを弱め、エラを小さくし小顔効果を期待できます。エラの骨の内側にある筋肉が代わりの働きをするので、日常生活の障害はありません。効果は約1ヶ月過ぎに出てきます。
しわ取り
目尻、額、眉間のしわ等にボトックスを打つと、しわを出現させにくくできます。効果は注射後5~7日後から現れます。
わきが治療
ボトックスを注入することにより、汗腺の働きを弱めます。効果は4~8ヶ月程度です。
各術式の特徴
術式 | 腫れ | シャワー/入浴 |
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ヒアルロン酸 | 若干 | 当日/翌日 |
ボトックス | 若干 | 当日/翌日 |
*腫れは個人差があるため、あくまで目安となります。