あごや輪郭が人に与える印象は小さくなく、メイクなどではカバーしきれないものです。当院の施術で美しく整ったフェイスラインを手に入れるお手伝いをいたします。

額を出したい

額を女性らしくふっくらとさせたい場合は、ヒアルロン酸や脂肪注入、もしくは額をわずかに切開しハイドロキシアパタイトを注入します。

額アパタイト額の整形

額出しは当院では従来のデメリットが多いシリコンプレートによる方法ではなく、ハイドロキシアパタイト(HA)の注入を行ないます。HAは骨と同じ成分なので傷や腫れ、生体適合性のどれもが優れており、また切開幅も小さく済むので傷はほとんど目立ちません。

額ハイドロキシアパタイト

頬骨を小さくしたい

頬骨は正外側面と頬骨弓と呼ばれる箇所を削り、骨切りによる正中移動の手術をします。頬骨弓(写真左)は厚みが5mm程しかないため、超音波骨削り器(写真右)を併用し安全に行っています。

頬骨削り

頬の膨らみを小さくしたい

頬骨下の部分的な膨らみの場合は「バッカルファット除去」となります。それ以外の場合は脂肪吸引を行ないます。脂肪吸引について詳しくはこちらをご覧ください。

バッカルファット除去バッカル

口の中の粘膜を小切開して剥離し、バッカルファット(頬骨下の脂肪塊)を引き出し切除します。脂肪吸引とは手術の要領が異なります。

バッカルファット除去

エラを小さくしたい

エラを小さくしたい場合は骨削りや骨切りを行ないます。

エラの整形エラの整形

エラ削りは口腔内から張り出た部分をアングルスプリット法にて正面顔も改善するようバランス良く骨切りしていきます。当院はストライカー製骨切り・削り器械に加え、超音波骨削り器を併用し神経・血管に損傷を最小限にする手術を行っています。

エラ削り

あごを前に出したい

あごを出したいときは「プロテーゼ挿入」が一般的です。形を整えたり、小さくするには骨削りや骨切りを行ないます。

あごの整形あごの整形

プロテーゼ挿入

へこんでいるあごを前に出し、美しいEラインを形成するには「プロテーゼ挿入」を行ないます。当院ではプロテーゼのグラつきと骨萎縮を最小限にするため、局所麻酔で骨膜の上に入れます。手術は口の中から行うので皮膚に傷をつけません。3日間テープを付けてもらった後は、他人が見てもおかしくない程度の腫れです。ちなみに口内の切開部は溶ける糸で縫うため抜糸は不要です。

あごプロテーゼ挿入

しゃくれあごを治したい

しゃくれたあごは口の中から切開し、その部分の骨を削ります。
あまりに程度がひどく、大幅な削りを必要として骨髄が丸出しになる場合は、あらかじめ骨皮質を板状に骨切りしてた上で、後で骨髄を被うようにして載せて、ワイヤーで固定します。

あご骨削り・骨切り

あごを小さくしたい

骨削りまたは水平骨切り、中抜き手術

大きく突き出たあごを引っ込めたり、短くしたい場合は「骨削りまたは水平骨切り、中抜き手術」をします。フェイスラインがなめらかに仕上がるようにエラに向かって側方削りを行います(右図上)。この手術は全身麻酔で行い術後は包帯で圧迫します。術後、口の中より特殊ドレーンで余分な浸出液を抜きますので腫れはわりと少なくて済みます。噛み合わせ等には関係ないですから食事は普通に摂れます。抜糸、経過の診察は2週間後です。

二重あごを治したい

二重あごは脂肪吸引を行ないます。詳しくはこちらをご覧ください。

絶壁を治したい

当院の額ハイドロキシアパタイトの技術を応用して、後頭部の絶壁の治療を手術的に行っています。
傷は髪の中に8mmで済みます。

後頭部絶壁

各術式の特徴

術式 腫れ* 抜糸 シャワー/入浴
こめかみプロテーゼ 3~5日 1週間 翌日/1週間
額アパタイト 1~2週間 1週間 翌日/2週間
頬骨削り 2週間 2週間 翌日/2週間
バッカルファット除去 2週間 2週間 翌日/1週間
エラ削り 2週間 2週間 翌日/2週間
あごプロテーゼ 3日~1週間 2週間 翌日/抜糸後
あご骨削り 2週間 2週間 翌日/2週間
後頭部アパタイト 1~2週間 2週間 翌日/2週間

*腫れは個人差があるため、あくまで目安となります。