全切開:二重整形は腫れ・食い込み強し

全切開二重整形モニター画像の人は、全切開で二重を作っていますが、前回のブログの人と丁度同じ術後15日後です。今後落ち着いて行く途中の経過を挙げます。

皮膚だけ切除と違い、まだ右瞼は浮腫みが目立ちますし、左瞼は赤紫の色が出ています。
二重のラインの折れ込み(食い込み)も強く、目の周辺の顔のイメージと比べ、二重は作ったような感じに見えます。
目元だけ見ればクッキリぱっちりで良くも見えるのですが、ノーメイクでは辛いですね。

二重のラインが深くなってしまうのは、①手術操作が複雑になるので炎症性に二重のラインより睫毛側が腫れるため。②深く切ることで血管が切断され、二重のラインより睫毛側にある静脈血が眉毛方向に還流し難くなり鬱血性に腫れるため(新生血管が育つのを待つ)。③二重を作る操作では瞼板前組織や挙筋腱膜としっかり固定しなけばならず、これが当初はガチガチで、随分待たないと柔軟性がでないから。

・・・こんなところですが、②③は術後3カ月過ぎてもまだ落ち着いてなく、本当の症状固定は1年以上先です。ですからモニターでない人の検診は当院では原則3カ月なので、患者さんには、「まだ少し変化し自然になってきますので1年位は観て下さい。何かあればまた検診にお越し下さい。」と私は話します。
患者さんにとっては100%満足してない中で通院終了になるものですが、別件で1年以上経って再診された際に全切開の目のことで本当の喜びの声を聞くことは多いものです。

さて本日は内村さんの逆転の金には感激しました。着地が明暗を分けた等を聞けば人生問答に通じると思いました。