上眼瞼挙筋中央部は動的、内・外は静的構造:美容外科学会:大阪
本日、日本美容外科学会(JSAPS:形成系)が大阪でありましたが、瞼に関して非常に学術的な話が聞け感動しました。
上瞼標本の連続切片を染色し鏡検した話ですが、『挙筋腱膜は瞼板上板あたりから、広がりの角度として10度であるが、内側に近づくにつれて50度と大きくなり眼瞼の厚さも増大していて、外側では20度となり網目状の結合織に変化しながら眼輪筋に付着していた。これは上眼瞼挙筋中央部は動的、内・外は静的構造を意味します。』という概要でした。この学会でも「何となくこんな事やってます」的な発表が多いですから、こういう世界に先んじた基礎研究には舌を巻く思いです。 ≫学会での他の話