たれ目(グラマラスライン)形成+目尻切開

本日は、たれ目形成と目尻切開のモニターさんのご紹介です。

「たれ目形成」は目を縦方向に大きく、「目尻切開」は横方向に大きくするものですが、どちらか一方のみ行うとなれば、たれ目形成を選ぶ方が女性の場合は良いと思います。

愛され顔の目というのは、基本的に大きな目が必要ですが(お人形と同じです)、横に大きいと涼しげな目になって、カッコ良いけど愛され顔と路線が違ってきます。

ですから、まずは「たれ目形成」を考え、目尻と輪郭までの距離が長いとなれば合わせて「目尻切開」も併用した方が良いか。という考え方が正しいと思います。

なお「たれ目」は私の術式のように表から大きく展開すれば白人並みの垂れた感じも可能ですが、黒目と目尻の間を主に下げるにしても、やはり黒目の下も下がり三白眼になって行きます。丁度「佐々木希」さんの笑顔のない時の目つきのようなものです。

余談ですが、私は一時期「佐々木希の顔の研究」をいしていましたが、彼女の画像の殆どは笑顔なのです。それに反して「鈴木えみ」さんの画像は殆ど笑っていません。
これを何故か画像を色々みていましたら、「佐々木希」さんは笑顔でないと黒目の下が下がり過ぎて三白眼に見え、恐い感じに見えるからです。なお「鈴木えみ」さんの場合い、笑うとガミースマイルになって上の歯茎が見え、品がなくなるので、笑った画像がめったにないのかと分かりました。

日本人として違和感ない範囲を求めるなら「たれ目」形成は、やり過ぎない方が無難です。しかし若い人ほど大きな変化を望み、ハーフ顔の写真をスマホに入れて来ては、それを望むことも少なくないので、よくよく話し合っても、やはりハーフ顔の目を希望されるとなればそれで行きます。
しかし術後に「受けてみて分かりました。私にはハーフのような目は似合いません。」と言われることも無きにしもあらずで、その場合は術後早々に切らずに瞼の裏の瞼板筋を縫い縮めてある部分を特殊器具で緩めて調整を行っています。
逆に言えば、こういうことも出来るので、「ハーフのような目」と希望しては譲らない人には、まずはそれで行うこともある訳です。無理矢理説得して変化が程々の「たれ目」を作ったとした時、術後に不平たらたらと成りかねないからです。なお「ハーフのような目」を強く希望し、術後に本当にそうなった時、エキゾチックな目になるものですが、ご本人が「嬉し~い!」と言って下さることも、また多いものです。

さて「目尻切開」はよく言われるように、2mm以上の変化は出せないのが普通です。理由は目尻の縁と眼球の付着部の距離が近く、切り過ぎると、この付着部が見えてしまう違和感のある目になってしまうからです。