タレ目形成2回目やって後悔→だいぶ戻して完成

モニターの方は2回目のたれ目形成を強く望み、その通りにしたのですが、南米人風のエキゾチックな下がり方で、やってみて後悔とのことで、術後早々に切らずに瞼の裏から軟部組織を何度も延ばす処置を繰り返すと、やっとご満足の目になりました(画像クリックで拡大)。

ここに挙げた画像の上から3番目と一番下の画像の2つだけを使ったのが、3つ前のブログ「タレ目形成とアイメイクとカラコン」の画像ですが、実はこのような苦労がありました。
女性は瞳が大きい方が印象が良いのは当然ですが、定番の手術はまず二重であって、単に二重のラインが出来るだけでなく、一重から二重になる時、必ず皮膚が折れたたまれる分、瞼の開きが良くなります。ですから一重の人の場合は目が細いからと言って眼瞼下垂の手術までやるのでなく二重手術だけで満足されるケースは多いです。

そして近年は、たれ目形成で下瞼の縁を特に外側部分で下げて甘えた様な優しい感じにするのが好まれます。患者さんは色んなモデルの画像をスマホで見せてくれますが、「森絵梨佳さん」が一番多いです。
そして以前は、私はキツネ目の人が適応でと思っていましたが、元々タヌキ目でない普通の目の形の人にも、たれ目形成をやって喜ばれるものだと実感しています。
また、もしやってみて分かりました半分くらいは戻したいです。と言うのも可能ですから、今は患者さんが長年憧れの目というのがあるのならば、とにかくその画像にできるだけ似せるように手術を行っています。

さてを新型コロナでの自粛要請に「補償」「補償」と連呼するお笑い芸人らがいますが、財源は血税です。
コロナでの損害は航空機を含めた交通機関、宿泊施設など多岐に渡ります。一般病院の医療者は身の危険も晒していますから、そこも「補償」の対象になり得るのでしょうが、血税の投入には限界があります。
売名や出演料稼ぎも含め無責任な浅智恵での批判は誰でも出来ます。「補償」を発信する人たちは各自治体に500万とか1000万とか寄付して血税の補充を実行してから発言して欲しいです。
結局は、こういう無責任な人たちを廃業に追い込むのが一番良いのですが。