目は大きく、鼻は忘れな鼻、輪郭は小顔 / タレ目形成(グラマラスライン形成)
女性の美容外科手術の基本的な考えは「目は大きく、鼻は形は良いけど忘れな鼻で、輪郭は小顔」と思います。
お人形の顔はこの路線です。
もう少し詳細を書けば、目は横に大きくする(目頭切開、目尻切開)だけでは細い目になってしまうので、同時に縦に大きくすべき(二重手術、眼瞼下垂手術、タレ目形成)、またはまずは縦に大きくしてから後で横に大きくするのを考えるべきです。
鼻が「大きいですね。」と言われて嬉しい女性はいないはずです。目が大きいのは嬉しいけど鼻は顔の中心にあっても目から比べれば脇役であるべきです。
綺麗な女性と会った人が後で顔を思い出す時、目は印象的に思い出せても、鼻は「綺麗な鼻と思ったけどよく思い出せない。」というのが良いのであって、こういう鼻を『忘れな鼻』と言います(と患者さんから教えてもらいました)。
輪郭は基本は小顔であるべきで、これで相対的に目が大きく見えますし、スタイルも良くなります。下膨れの輪郭は脂肪吸引が効果的で、頬・エラ・顎が骨ばってゴツゴツしていると男っぽいので、やっぱり(若いうちに意を決して)削った方が良いです。若いうちは術後に弛みという程のことにはなり難いですから。
さて、本日紹介のモニターさんはタレ目形成です。私は8年位前から裏だけでは後戻りが多いので表から切開しかしませんが、後々は傷は消えたかのように治り、後戻りも殆どなく良好な成績を出しています(次ブログに傷の画像を、拡大したものも載せて挙げます)。もう一症例は→こちら。