整形外科学会専門医認定証
一昨日、日本整形外科学会から整形外科専門医の更新の認定証が送られてきました。整形外科医の立場の時に取得し、その後に美容外科が主となっても土曜の午後から整形外科病院に行き夜中まで手術に励んだり、その病院の当直で急患を診たり、学会・講習会に出席したりしていた中で更新を繰り返してきました。
しかし当直という形だけでも整形外科の救急病院に毎週行けていたのは平成19年までで、その以後は美容外科が主というより、「美容外科専従医師」となっています。
そんなことで、よく今回も整形外科専門医の資格が更新出来たかといいますと、実は一度専門医を取ってしまえば、後は実技のチェックが無く、学会参加や講習会参加だけで5年間で50単位を分野の片寄りなく取得しさえすれば専門医の更新が可能なのです。これは他の学会でも殆ど同じ様です。つまりどういう施設に勤めているのかや、現在の技術力を計る症例提出などが課せられていないのです。これは問題と言えば問題です(続く)。