二重全切開の経過 / 腫れと幅、傷
(画像はクリックで拡大)このモニター様の画像は術後8日目以降は、ご遠方でしたからご自宅撮りです(普通はお受けしないのですが、当院で他に複数の手術をされて信頼関係にありましたから)。
全切開二重は腫れが長引きますし、腫れが目立つ時は、二重の折れ目がボーンレスハム状態を呈すのですが、後々は傷もハム状態も殆ど解消します。
アイメイクで隠すなら社会復帰は2週間後位からでしょうが、微妙な浮腫みが続き、それも朝目立ち・夜改善するような日内変動があり、最終的にスッピンでご本人が納得するのは3カ月以降となります。
私は一応の完成は半年とご説明しますが、半年過ぎても、1年過ぎても微かな変化はあり、より自然な方向に落ち着いて行きます。
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今日は整形外科の夜間講習に行きましたが、講習の後の懇親会で私より若干年上のような見ず知らずの女性医師から声を掛けられました。
女医:先生は整形外科をされているんですか?
木村:はい(えっ!? 整形外科医以外がここに来る筈ないじゃないか! 私は整形外科医の自負もある)。
女医:(さっきの講習に絡んで)あの治療はなかなか良いですよねぇ~。で、先生はは開業されているんですか?
木村:はい。
女医:どこで?
木村:巣鴨です。
女医:あたしは練馬ですよ。うん、スイーツ取ってきました♪
『・・・あの会話は何だったのだろう?男性医師は大勢いたのに?何故私に声を掛けてきた?・・・ああそうか私が整形外科医に見えなかったのだ。特に第一線の病院の(嗚呼)。』
・・・私は湘鎌や茅ケ崎徳洲会にいた時、毎日が戦争の様で、連日怪我人を診たり、折れた骨を金属で留めることばかりして、気分は機甲師団の軍人のようでした。
しかし今は美容外科主体の感性で生きているので、歩容一つとっても、もうプロイセン人のような歩き方(歩幅は広めで膝を余り曲げずに歩く)をしてませんね。それに今日の研修会では小綺麗な服と靴の姿だったのでベテラン開業女医の目に留ったのでしょう。