整形外科助教授から形成外科教授になった先生と面談できた記憶

日本形成外科学会 会員名簿1988年版 私は形成外科学会名簿(昭和63年版)は、今と異なり自宅の電話番号まで載るような個人情報満載でよく読んでおり、各大学の教授・助教授、美容外科学会に出るような基幹病院部長の出身校・卒業年度・出身医局はだいたい憶えていました。さて大森喜太郎先生は昭和43年慈恵医大卒業、警察病院入職だそうですが この昭和43年に片山整形外科で有名だった慈恵医大整形外科の教授選がありました。そこでギリギリで丸毛英二助教授が敗れたものの同年、形成外科を創って初代教授になり、後に慈恵医大病院の病院長をされたり、日本形成外科学会会長も歴任された訳ですが、実は私は丸毛先生とは、先生のお部屋で一度面談したことがあります。
 体格の良い紳士と言った感じで、徳永先生が「公正な人」と評していましたが、そういう雰囲気がありました。この高名な先生と1対1でお話しできた事で、私は『整形外科の助教授から形成外科の初代教授、形成外科学会会長になった人がいる。』という強いインパクトを得ました。
 私はJSAPS(形成系)の方の美容外科学会で10年余り毎年、恥ずかしげもなく平気で毎年発表している力の源泉の1つにに、丸毛先生にお会い出来た事があると言えばあります。