札幌は寒かったが整形外科の学会は熱かった。
先日の整形外科の学会は札幌パークホテル(昔、中川一郎という大物政治家が謎の首吊り自殺)を会場としましたが、一面雪景色でした。
さて、講演は札幌東徳洲会病院救急外傷センター整形外科の土田芳彦先生の【イリザロフ法+マイクロサージェリーでの再建外科】に、とても感動しました。くしくも札幌東徳洲会は私が18年前に短期派遣で勤めたところでしたが、土田先生の骨折治療とフリーフラップのコラボは私が昔やりたくても、マイクロの修練の場がなく、一度だけ広島大に出かけ2日間マウスの鼠径動脈の血管吻合の演習をやっただけで、とても臨床応用できるレベルでなく、やれず仕舞いでした。
重度外傷をスーパーテクニックで社会復帰できるところまで治してしまうブラックジャック(手塚治虫)を土田先生に見た思いでした。