鼻のプロテーゼのL型とI型、そしてJ型
鼻のプロテーゼで患者さんから聞いてくる言葉に「Lですか?Iですか?」というものが非常に多いのですが、材料の加工は一人一人工夫しつつやっているので、LかIかと詰め寄られるとそんな単純に二者択一では答え難い時があります。じゃあ何と答えている時があるかと言うと敢えて「J」型プロテーゼという時もあります。「J」型という言葉を公言している美容外科医師はいないと思いますが、そんな感じの形のプロテーゼを使うとアップノーズにならず、むしろ微かに鼻先を下げられ、また鼻先のカーブも理想的で、尚且つズレない。という結構な結果を得られるものです。