美容外科開業20周年
皆さま、新年おめでとうございます。
おかげさまで、当院も本日1月1日付けで実質的な開業の20周年を迎えることが出来ました。
開業前は、リッツ美容外科(東京)の副院長として平成13年12月まで活躍させて頂き、リッツの広比院長や関係者様には今も深く感謝しています。
20年経ったとは言え、開業当初の頃のことも昨日の出来事のように思い出されます。
ただ、あの頃は本当に忙しく、予約表は夜中まで一杯で、手術を21時過ぎまで行っている方が当たり前、深夜になればHPの更新など全て医業に全エネルギーを費やしており、それを年中無休で10年以上続けていました。
当然一般の人が楽しむ様なレジャーなど経験なかったですし、紅白歌合戦など見ることもなかったです。
そういう生き方は人間としてどうなのか(幸せなのか)?には今も答えが出せないですが、そのことで昨年患者さんとして来られた若い医師に尋ねましたが、私から「医業ばかりに専念して時の総理大臣の名前くらいは知っていても、外務大臣の名前は覚えていないようなのは、日本国民として、どうしたものですかね?」と言ったら、あっさり「それで良いんじゃないですか。医療に全う出来て。」との返事をされました。
『う~ん。私の若い時、特に湘南鎌倉総合病院に居た時と同じだ。』と思いました。
さて、昨年一昨年にフェイスリフトで久しぶりに来られた患者さん(おばさまたち)から、「あれ~先生、なんかお綺麗になったんじゃありません?前はもっと疲れた感じだったと記憶していますけど。」などと幾人からも言われたものです。ご指摘のとおり私はこの10年近くは健康と美容に気を使って、若干ダイエットを続けていますし、令和2年初頭までかなりの頻度で美容皮膚科にフォトフェイシャルやタイトニングレーザーなどの照射に通いました。
当院への来院患者さんは若い女性が大半を占めるのに、老け老けジジイが出て来たのでは失礼だと思うのもありますが、自分自身が白くて綺麗な肌でありたいという気持ちが強いのです。だから私は21歳の途中から、紫外線を浴びないように凄く気をつけています。
医学部入学時はテニス部に入部し、夏に真っ黒に日焼けしてしまったのですが、鏡に映る自分を見て受け入れられないと、日焼けが嫌でテニス部を退部しました。
そしてあの頃からアスコルビン酸原末(ビタミンC)を毎日2g、殆ど欠かさずジュースか水に溶いて飲んでいます。