日本救急医学会 救急科専門医認定証
本日、日本救急医学会の救急科専門医認定証の更新された証書が届きました。今年6月に過去5年間の学会参加の記録と伴に更新用書類を学会に提出したら受理・審査・認定となりました。しかし現在、美容外科医師の私が救急科専門医を名乗れるのは一般の人からすれば不思議な気がすると思います。
日本整形外科学会の専門医も学会・研修会参加だけで更新されています。今どのように働いているか問われない事、実技試験が無い事が懸念されていると思うのですが、他の多くの学会とも専門医更新では同様です。それ以外やり様が無いからでしょう。しかし学会・研修会参加を課すことは意義があり、参加して勉強になります。
なお過去の私にとって整形外科学会認定医(当時)と麻酔科標榜医は最初から自ら進んで取得しに行ったものですが、救急医学会認定医(当時)は他人の勧めからです。医学博士も同じです。
整形外科や内科、外科などの学会では、日本○○○『科学会』と称するのが大半ですが、日本救急医学会は『医学会』と呼称が異なるので、ニセ物みたいな印象も受けますが、正真正銘の公的認定を受けており、その上での専門医の授与です。私の医学博士も全く同様です。
今があるのは過去の積み重ねと思っていますから、今回、日本救急医学会から送られてきた証書を見ては、嘗て奉職した久留米大学病院救命救急センター、湘南鎌倉・茅ヶ崎の徳洲会病院を思い出し、懐かしくもありがたい気持ちになります。