頬脂肪吸引+バッカルファット切除
本日、ご紹介のモニターさんは、頬脂肪吸引とバッカルファット切除を同日に行った人です。
術後3カ月余り経って、ほぼ完成形となっています。
このような手術の問題点は、まずは腫れ・内出血斑(皮膚色が黄色、時に紫)・内容が抜けた分、皮膚が余って波打ちや凹みなどが生じることです。
これらが落ち着いて来る際には、今度は硬結・拘縮によるツッパリ感が生じやすいです。これが治りきるのは3カ月を超えて4~5カ月掛かることも珍しくありません。
また脂肪吸引部の感覚鈍麻も回復に時間が掛かり半年近くしてやっと完治のようなものです。
以上、綺麗になるには結構長くかかるものと捉えて下さい。
なお術後の加療は患部の圧迫であり、特に最初の3日間は包帯をしっかりグルグル巻きします。
その後もしばらくは食事とかシャワー以外は腫れが引くまでは出来るだけ長時間、圧迫を続けておいた方が良いです。
このような手術では「術後の固定で形が変わる」と考えていた方が正しく、包帯を巻く際は頬下の肉を上に引き上げる感じで巻くようにすべきです。
その状態で組織が治癒、線維化といってコラーゲンの形成が起き、形が定まって行くものです。
この引き上げつつ圧迫は経過とともに昼間は日常の仕事などありますからしなくても仕方がないですが、夜間は術後3カ月経つまでは続けた方が成績が良くなるものです。