ループ法・ラウンド法・サークル法・フラップ法
ループ法・ラウンド法・サークル法とは、鼻翼基部を糸で正中に寄せるものですが、寄せすぎると図のようにおかしな形状になります。またいずれ糸が組織を切ってほとんど効果がなくなります。したがって糸で寄せるのは程々とし図のような鼻の孔の中だけでなく、鼻の孔の外も切って永続的効果が出せるようにすべきです。つまりループ法・ラウンド法・サークル法での糸で結ぶ作業は補助的な役割に留まるのです。
同様にフラップ法もフラップ(皮下組織弁=ひも状の肉)が後で伸びて、その役割は補助的ですから、鼻の孔の外を切除縫合していることに効果と持続性がでると言えます。