北川景子の鼻に整形したい 5 (術後11日に希望変更)
術後7日の抜糸の日は、しばらく待つように告げましたが、その4日後にご本人が、やはり北川景子の鼻を目指していたのが誤りと確信したようで、早急にやり直しを頼んで来られました。
私は恐らくこれをやっての後悔は無いと受け取りましたので、すぐにハイブリッドシリコンプロテーゼを加工して写真のような術前と比べれば低く、短く、可愛い方向に振った鼻に作り直しました。
上の写真は手術台の上でイソジン消毒をした後で撮った最後の北川景子風の鼻です。
下の写真は手術終了時にご本人に鏡で見せてご納得頂いた直後のものです。
このようにプロテーゼを小さく加工する分には殆ど腫れません。なお逆に大きくする分には新たな剥離が必要なので腫れます。
今の若い女性の中にはハーフのようにして、とか、鼻先を下げて!というご希望は多いのですが、そんなに高くもなく、そんなに下がってもない方が自然で良いと言えば良いのですが、美容外科は基本的に「美の基準を逸脱しない範囲で患者の希望を満たす手術をする診療科目」という特殊性がありますから、難しいものです。
なお美容外科で鼻といえばプロテーゼを多用するのは、①多くの日本人の場合、鼻筋を通せば綺麗になれることが多い。②手術が鼻尖縮小のように難しくない。③(最も大事な事ですが)容易に手術のやり直しが可能。ということが挙げられます。