男女共同参画審議会が「カワイイ区」廃止へ。男女差別を助長とか(驚)

鼻の美容外科の心理について書こうと思っていましたが、変なニュースを読んでしまいました。
カワイイ区長 篠田麻里子   福岡市がインターネット上に設けた仮想行政区「カワイイ区」(AKB48の篠田麻里子さんが区長)が「男女差別を助長する」との苦情がたった5件寄せられたのを理由として、4万2千人超が“ 区民”に登録している中で、「男女共同参画審議会」により、わずか半年間で廃区となる見通しとなりました(2月19日発表)。
「カワイイ女子の奨励は女性の自立を阻み、固定的役割分業意識を助長する」のが理由とあります。ですが私からすれば「可愛い」とは若い女性の特権でもあり、我々美容外科医師の元に患者さんが「可愛い顔にして!」と言っては、目を大きく魅せる手術をしたり、鼻尖縮小や小鼻縮小、顎骨V字カットをやっているわけで「可愛い女子の奨励」のどこが悪いんですか?と尋ねたいです。月刊ファッション誌『GLOW』は、相変わらず“40代女子”と開き直りみたいな言葉を堂々と掲げていますが、あっちは攻撃されないのですかね?
また “ハンサムウーマン八重”(八重の桜)は断髪・男装・鉄砲で戦争、結婚後は男勝りの性格が出て夫を立てずに呼び捨て。これは奨励するのでしょうか?
男女共同参画とは結果を帰するのでなく機会の平等を謳ったものですから、「可愛い」も「男勝り」も皆それぞれですから、行政が規制する必要はないと思います。
なお、「カワイイ区」への批判が借金大国日本で「税金を使ってやる事業じゃない!」とのお怒りの言葉を受けて止めるなら理解出来ます。(続く:男女共同参画とフェミニズムの違い)