美容外科学会 JSAPS 第110回学術集会

美容外科学会 JSAPS 第110回学術集会 昨日は大森系美容外科学会(JSAPS)の学術集会がありました。私が見る限り、毎年1月の例会としては過去最大の参加者で、立ち見も出るほどでした。理由は演題が眼瞼下垂の治療に的を絞って多数の優れた演者の名が挙がっていたからだと思います。
私も必死でメモを取っていましたが、主にミューラー筋単独の縫縮だけで良いという先生もおり、挙筋腱膜のタッキングとの違いを聞かされれば、各演者の見解に少々違いがあり、この分野の奥の深さを改めて感じました。ミューラー筋はsensor(知覚)として捉えるべきで、伸びきったパンツのゴムも縫い縮めればまた使える的な単純な発想ではダメなのです。
会場で新富先生からありがたくも激励されたので、10月の学会の時の話の続きとして、『20余年2つの学会にほとんど参加してきた私を学会統合の協議の委員のメンバーに加えて下さい。』と勢いで言ってしまいました。