整形外科研修会出席チェックもついにIDカードの時代
私は整形外科の研修会には月1~2回の頻度で20年以上出席していますが、この1月からついに教育研修単位取得が、従来の紙の受講証明書を用いた方式からIDカードを用いたデジタル方式へと完全移行となりました。手軽な反面、味気なくもあります。
さて画像のホテル椿山荘内の講演で人工膝関節置換術がありましたが、内側側副靭帯の浅層と深層のうち深層を温存して置換した方がより良いと某教授が術中スライドを見せながら力説していました。昔は浅層と深層で分けて考えるようなことは無かったものです。また素材のポリエチレンの材質が極めて高くなったとも聞きました。
聴講して面白いですが、私の今の美容医療にストレートに反映される訳ではありません。しかし間接的には役立ってるでしょう。それと時にはスーツに着替えてネクタイを締めて、会場のホテルか医科大学に出向くのが気分転換になるものです。
人工膝は私はZimmer社のMGばかり使っていました。製品自体が優れていたので手順通りに行えば誰でも合格点が取れるものですし、長年変形性関節症で膝の痛みで苦しんでいた人が術後は全く痛くなくなります。この点では本当に感謝されました。もう20年以上前なのに手術した年配の人たちのうち思い出深い人のお顔が脳裏に浮かびます。