性別適合手術(性転換)が保険適応された!/MTFは手術せずにレズと一緒になる方が。

性同一性障害の性別適合手術が保険適応にきのう朝、私は反対と書いたら、夕方には厚労省で保険適応に決まったとの報道には、あっさり決まり過ぎて驚きました。

保険財政が破綻しかけているなか、それでも保険適応すべきなのは、まず不妊治療、出産費用だと思います。また命にかかわる医療でも本人負担低減に財源を使って欲しいです。

ニュースの下欄にコメントがありましたが、「性同一性障害は最近の流れだと、一つの病気と見らてるけど、結局は自分の生き方の選択肢の1つだと思います。」と読みまして、ピンと来ました。

それで椿姫彩菜(中村有里)さんの本を久しぶり開いたのですが、17頁に「本当は、性同一性障害、という言葉は嫌い。なんだか障害というと可哀想なイメージがあるでしょう?~病気っぽくて嫌。自分が病気だとか障害がある、という感覚はない。」とあります。

厚労省の役員は、きっと病気や障害と捉え、更に今はLGBTなる言葉に理解を示す様なフリをすれば世間の理解を得られると思ったのではないでしょうか?

ニュースの下の【関連記事】性別変更後「元に戻したい」ともあります。私も開業してから多くのMTF(男→女)の人に会いましたが、皆さん色々苦労されているようですし、やはり性別適合手術は皆から祝福を受けるようなものではないですから、うんとハードルを高くしておくべきと思います。

さてMTFの中には恋愛対象は女性という人が少なくありません。こういう人は性別適合手術に向かわせずに、レズビアンの女性にパートナーになってもらうのが、世のため(同性婚もどきを減らす)にも当人らにとっても良いと思います。
性別適合手術が保険適応に対する意見