日本美容外科学会をひとつに(大浦武彦先生)
~~~(2つの美容外科合併への)大浦提案~~~
1、理想に近い新美容外科学会を10年先とする。
2、2つの美容外科学会の合体をなるべく早期に行なうが、最初の5年間は暫定期間とし以下の優遇を行なう。
(1)新学会の会員の資格についてはは今までの経歴を尊重する。このために両学会からの審査委員会で審査する。
(2)但しこの新学会審査委員はこの5年間に形成外科のセミナーを2回以上受講したものを新学会のメンバーとする。
(3)両学会の会長、理事長経験者等はこの期間に申請すれば新メンバーの資格ありとする。
3、 後半の5年間、新学会の会員の資格は以下項目を満たすものとする。
(A) 形成外科セミナー2回以上出講
(B) 日本形成外科学会に2回以上出席
(C) 形成外科手術症例5例以上の提出を行なう
これは日本形成外科専門医資格審査に準じるものである。
4、 10年後の新学会会員は新学会会則に従がって決める。
~~~これは飽くまで骨子である。2つの美容外科学会を統合する事で、将来の可能性として他の美容外科とある程度区別化、従がって厚労省に認可や新製品の許可を規制して行く事になる。~~~
・・・私(木村)が気にしたのは、大浦案は統合した美容外科学会は明確に形成外科に軸足を置いたものになりますから、暫定期間以後の若い先生の場合、「形成外科専門医」を持たないと「美容外科専門医」になれないとするのか?という事です。また末尾で「他の美容外科をある程度区別化」と言われたのは、第三の勢力として出現する美容外科の団体というのでしょうか?現在、美容●●◎◎協会、研究会というのなら確かに存在します。