新型コロナ:岡江久美子さん63歳死亡(乳がん手術後)

皆さま毎日、新型コロナのニュースを読んでいることと思います。
本日63歳の女優が亡くなったのを「まだ若い!?」と私は思いましたが、記事を読めば昨年末に乳がん手術を受け、術後に放射線療法を受けていたとの記事があります。

胸に放射線を掛ければ「間質性肺炎」になりますから、新型コロナによる間質性肺炎に拍車を掛けます。また癌が取り切ることが出来なかったから放射線を掛けている訳で、併用して抗がん剤の投与もされたいたのではないか?と思います。
いずれにしても体力的に弱っていた、免疫力が落ちていた事実はあったでしょう。

新型コロナの報道で連日、発見された感染者数が公表されていますが、実はその何十倍も感染者はいる訳で、そのため自分が感染しているかもしれないと思えば飛沫を飛ばすわけに行かないので昨今は殆どの人が、マスクをつけています。

そして感染者数の発表より重要なことは新型コロナでの死亡者数です。漏れはあるでしょうがが表(出典:東洋経済)のとおり、やはり4月21日のデータでも40歳未満は死亡者ゼロですね。また秋庭氏の指摘では、日本での死亡者の3割は外国籍とあります。

今は緊急事態宣言でGWまでは自粛を続ける訳ですが、このままの自粛の延長では経済が持たないですし、感染者数・死亡者数の動向から、日本政府はGW明け頃に自粛の緩和の宣言をすると私は思います。

さて、スウェーデンは人口は日本の12分の1くらいの1023万人であるのに4月19日時点で新型コロナ関連の死者数は1540人とあります。
しかし都市封鎖などせずソーシャルディスタンスを守り出来るだけ在宅勤務でとの呼びかけだけの緩い規制を続けています。感染者と死亡者を表す曲線の上昇化は鈍くなっており、まもなく平坦化の見込とも?との予測の中で欧州の中では「集団免疫獲得」路線を貫いています。新型コロナでなくても毎年、肺炎で多くの人が亡くなっている訳で、高福祉国家スウェーデの死生観は南欧・西欧とは違うのかもしれません。尊厳死を尊ぶ思想が行き渡っていますから、過度な自粛と個の尊厳は両立しないからもあるでしょう。

最後に、表を見てもお分かりのように緑色が大半で、且つ感染者は未検査者で何十倍も居るのは確実視されているので、これは集団免疫を獲得した市中感染に移行しつつあるということです。
つまり日本においては感染は収束に向かっていると考えるべきです。