新型コロナ:ロシア死者倍増、スペイン2万人台に
昨日のブログに4月13日付けの新型コロナでのロシアとウクライナの死者数を見つけたので載せましたが、本日18日、ロシアの死者数は138人→273人と倍増との報道には驚きました。
1月下旬ころに世界に武漢肺炎の報道がなされても日本は春節の中国人観光客からの経済的恩恵のために湖北省以外は来日制限を掛けなかったのに、ロシアは直ちに長い中露国境を一斉に封鎖したと読んだ時は、私は『さすがはロシア』と感心したものです。
しかし台湾のような島国ではないですから、結局は何処かから交じれ込んで来たのですね。
ロシアはソ連時代から医療は脆弱で、医師も看護師も数は多く居ても質が低いと言われていました。今もそうですが国立病院に勤める医師の給与所得は小学校の先生と同じくらいです。
しかしプーチンの治世になった後、一時期、エネルギー輸出で経済を急成長させたので、モスクワやサンクトペテルブルグのような大都市には日本と遜色ない設備の病院もそれなりに出来たとは読んでいます。
ロシアの新型コロナでの被害は今後は日本と似たような状況を駆け足で辿るでしょう。人口は日本の1割多い位の国ですが医療が脆弱な分、死者は日本の比ではないくらい増えると思います。
しかし独ソ戦の時は国民の10%が亡くなりましたが、戦後長らく米国と並ぶ超大国として君臨しましたので、同様に後年は悪くないはずです。
それはBCGソ連株は強力でコロナにも有効のようだからです。するとロシア人の死亡者の内訳は日本と同じく高齢者や持病持ち等の元々健康に問題のある人が中心になるでしょう。
最近はプーチン大統領も年金金額の引き下げで支持率を落としたばかりでしたが、年金受給者の大量の死はロシアの年金問題の解決に繋がります。
スペインは私の全くの関心外の国です。ピレネー山脈以南のことは殆ど考えたこともありません。ただ本日の報道でスペインの総人口4694万人のうち2万人超が新型コロナで死んだのに驚くばかりです。