美容外科学会(福岡大学形成外科:大慈弥裕之会長)
今、第34回日本美容外科学会にて福岡にいます。本日の私の発表は「二重小切開法(3mm×3)について」でしたが、質問も前後の演題の先生たちより多く、反響は上々だったと思います。
会場は3つありましたが、これでは半分以上の発表を聞くことが出来ない訳で、これは「もったいない(マータイさん)」のでVTR収録して後日DVDで販売など何か工夫できないかと思います(しかし安易なDVD販売にすると学会参加しなくなりますから難しいですね)。
さて午後には特別企画シンポジウムと称し「二つの美容外科学会:日本の美容医療に将来はあるか?」があり、4人の演者からどんな発言があるか期待していましたが、部外者の通り一遍のお話に留まり、特に肩書きが美容医療ジャーナリストの人は人選不適格だったと思いました。同名の二つの美容外科学会があるのを一つにする各論を聞きたかったのですが、まあ門外漢の先生方でしたから無理だったとも言えます。
このシンポジウムの後、懇親会の時など学会の理事クラスの先生方々に私が明日発表する案を話してみましたが、お一人を除いては妙案という感じで受け取って下さいました。そのお一人の先生は、「そこまで考えなくても先生は十仁の美容外科学会専門医だろ、だったら統一学会の専門医に自動的になって済む訳で、今、形成外科をやってないけど、後で美容外科をやるかも知れない人の事まで考える必要はないよ。」と言って下さいました。
それはその通りでもあるのですが、今まで形成外科医でない先生たちからの美容外科への転身のメール相談等もあり、20年前の自分がそうだったように、放っておけないな・・・。という想いがあるのです。