美容外科学会に演題提出(2つ目)
流石に下記の演題は受理されると思います。
ただ美容外科学会員にとって下記抄録を読んだ時、興味深いと思うか、低次元な話だなと思うかのスタンスの違いは結構あるのではないかと思います。興味深いと思うのは美容外科クリニックの美容専従医で、低次元な話だなと思うのは大学で再建外科をメインでやっている医師などではないかと思います。
美容外科と形成外科は扱っている部位や手技が似ており、美容外科と整形外科(手)は手技だけが似ている訳ですが、美容外科には、美容的考えとかセンスというものが要求される訳で下記の演題はそれに則した発想の演題です。
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二重小切開法(3mm×3)について
小切開は部分切開とも言われるが、この手術そのものを否定してかかる美容外科医師は少なくない。
理由は、切開した付近だけに癒着ができる操作をすると、二重のラインが不均一になるという理由からが最もの様である。
しかし全切開は皮下に癒着を作る操作を行うために皮膚を切開、そして処置後に閉創しているに過ぎない。
皮下の癒着を作るだけなら全切開をしなくても小切開で「窓」を複数開けて、皮下に目頭側~目尻側まで全域に渡り癒着を作る操作は出来るので、演者はそれを二重のライン上に3mm×3箇所行う様にして行っている。この術式について、また利点・欠点・限界について報告する。