鼻翼縮小の傷跡

小鼻縮小の傷痕 鼻翼縮小で効果を上げようとすれば、小鼻の外側を切らざるを得ません。
しかしこの傷がどれくらい目立つものか気になるものと思います。
写真は術後2カ月経ったものです。よく見れば分かりますが、軽くお化粧をすれば社会復帰には全く問題ないと思います。
なおこの症例は、術前術後の変化も含め、鼻翼縮小講座に上げてみました。
鼻翼縮小では、外側を切開するか否かが美容外科医師にとって悩みとして生じるものですが、私も平成10年までは色々悩んでおりました。
しかし昔から言われているように本当に形を良くしようとすれば外側を切らざるを得ないと、11年以降は悟りを開いております。
では、外側を切る以上は何を気をつけるかと言えば、「中縫いだけで、ほぼ傷をピタッと合わせる」ということです。
フラットな面の傷の縫合でも同じですが、皮下縫合・真皮縫合で表面の抜糸後の外力からの傷の瘢痕が間延びしていくのを防ぐのです。