浅田真央ちゃんと腰痛
先程、フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズで浅田真央ちゃんが優勝しました。よろけて手を付いたりしたのは残念でした。
私はフィギュアスケートは女子に限って時々観ています。新体操のようなもので美しいですね。
さて、いつも思うのは、あれじゃ“いつか腰痛になるだろう。”という事です。整形外科的には脊椎は軽度前屈(前かがみ)が一番負担が掛らないもので、お年寄りの歩容はそうですし、若い人でもぎっくり腰になれば、寝た状態でも横向きで軽く前かがみの姿勢を自然に取るものです。
脊椎の中の脊柱管(脊髄を囲んでいる内腔)は上から下まで連続でみる時、軽度前屈が一番広く、後屈で狭くなるのです。写真の浅田真央ちゃんの極度の脊椎の後屈は椎間板や椎間関節にかなりの負担が掛っているはずです。
さてネットで調べてみますと、「浅田真央、安藤美姫、中野友加里は腰痛を訴えている」とあります。プルシェンコもその様です。
『白鳥は優雅に見えても水面下では一生懸命水をかいている』こんなことわざを想います。