顎プロテーゼで二重顎の印象も改善 / 骨膜の上に置く
モニターの人の主目的は顎が後退気味なので、鼻・口に合わさせてバランス良くシリコンプロテーゼで前に出すことでしたが、副次的に元々二重顎という程ではなかったですが顎~首がスッキリ見えるようになりました。
さて、術式は口腔内切開で、鼻と違って顎では『骨膜の上にプロテーゼを置くのです。』
もし鼻のプロテーゼ手術のように骨膜下に顎プロテーゼを挿入してシリコンと骨が直接接してしまうと、いずれ骨が脱灰し溶けたようになりシリコンが骨の中に沈み込んで行くきます。だから他院から来た患者さんで「不思議ですが、5,6年ほど経つうちにまた顎が引っ込んで来ました。」と聞かされることがあります。鼻の部分の上顎の骨と顎の下顎の骨は発生学的に異なり、下顎の骨は鎖骨と同じですから、こんなことが起きるのです。
骨膜の上に乗せても分厚いシリコンでは圧が掛かるせいか少しは骨が沈んだケースは見ていますが、最初から骨膜下に入れた比ではありません。『顎のシリコンプロテーゼは骨膜上』これが正解です。
さて術後は圧迫固定のテープを3日間、口の中の抜糸は2週間前後で、特段の合併症はないですが、ロングタイププロテーゼを入れる際は、オトガイ神経の出口に触れないように、術中は正確・丁寧に剥がすことです。また骨膜の上に置くとなればプロテーゼがデコボコガタガタでは上から触れて誤魔化しが利きませんから、滑らかに削ることです。医学的に難しいということでなく職人芸のようなものです。
【今日のSNS投稿】批判も覚悟で下記の投稿してみました。
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私は医師なので書かせてもらうが、子育てと外科(脳外・心外・胸外・般外)の両立は無理。女医が子育てを主夫かシッターに丸投げできるなら、医業で十分な活躍も期待できるけど、それはしない傾向。
それは女性医師は良いご家庭の令嬢が多いから総じて「なでしこ」さんが多く、夫を立てたいから、格下婚が出来ないため。
女医同士の会話、A子「私、結婚することになったのよ。」、B子「おめでとう!彼氏は何科なの?」は自然な会話で、女医は結婚するなら男医以外はまず念頭にない人が多い。
これが成就すれば夫医も忙しいから妻医の子育て負担が減らない。
それと男医は医師免許を取るのは通過点に過ぎず、医師としての遠い将来の目標を考えている人が多いが、女医は医師免許を取るのが1つ目のゴール、そして次は医師と結婚が2つ目のゴール、そして子供の大学受験の成功(医学部か東大合格など)を3つめのゴールと考えている人は少なくない。
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「共感した」が52、「う~ん(反対)」が3でした。皆さまはどう受け取りますか?