ネットで医師暴走、医療被害者に暴言・中傷とあるが「悲鳴」か?
ニュースでは「医療事故の被害者や支援者への個人攻撃、品位のない中傷、この数年ネット上で発信する医師たちの“暴走”が目立ち、遺族が精神的な二次被害を受ける例も相次いでいる。」とありますが、ニュースに書かれた福島県立大野病院の出産事故、杏林大病院の割りばし事故が刑事事件で起訴(通常ほぼ100%有罪の判決に至る)されたのに無罪が確定したのは、この数年の医師・病院関係者たちの過重労働&過大要求への“悲鳴”が特に救急車受け入れ拒否・産院廃止という形で世に伝えられたからです。以前は医師から観て善管注意義務違反にならなくとも有罪になっていました。修羅場での悲鳴が今、ネット上で書かれるようになったと私は解釈しています。
医師は育ちの良いボンボンで鳩山首相のような性格の人が多いですから、ネットと言えど暴言・中傷など好んで書くような人は稀と思います。しかしヘトヘトになるまで働かされて、なお且つ無理な要求を突きつけられるから爆発する医師も出てくるのだと思います。
尤も私は美容外科個人院の立場ですから、一日に少数の患者さんを診るだけですみますし時間が掛けられますから信頼関係が築け、心の平安を保ち続け診療が続けられるのはありがたい事と思っています。