医療事故:静脈に空気注入 大学病院
医療過誤のニュースを見ましたが、この手の単純ミスは決まって大学病院か基幹病院です。 20代の女性麻酔科医、経験10カ月の「管がよく似て」という理由は信じられなく管の形状を見てみたい思いです。副病院長が頭を下げていますが、トップクラスの責任は事故が起きないシステム作りです。
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大学病院で2歳男児が胃食道逆流症のの治療のため、内視鏡を使って胃の入り口を細くする手術を受けた。胃を膨らませる際、20代の女性麻酔科医が、鼻から入れた管で胃に空気を送るべきなのに、誤って薬物を投与するため右脚の静脈につないだ管から空気を50ミリリットルずつ2回送った。管がよく似ており、男児の体に布がかけられていたため、区別がつかなかったという。
女医は経験10カ月で、ベテランの麻酔科医が指導で付いていたが、別の手術のため空気を入れた時はいなかったという。 男児は低酸素脳症の疑いで集中治療室に入っているが、脳に後遺症が残る可能性があるという。
会見した横山斉副病院長は医療ミスと認め、「原因を詳しく調べ、再発防止策を早急に検討したい」と陳謝した。