埋没法の抜糸をしたら黒ナイロン糸が出た。
昨日、埋没糸抜糸・かけ直しをしました。数年前に某美容外科クリニックで掛けた埋没糸が透けて見えるので再手術をお願いされたのです。
しかし、「おかしいな?」とは思っていました。患者さんに適切な医療を行っている美容外科医師ならば、埋没法の専用の糸を使うはずで、この糸は通常、うす青で1~2年で脱色し透明になるのです。やった先生の名前を知った時に、あの先生はまともな医者だから、その埋没法専用糸を使っているはず。だのに数年経っても、皮膚から透けて糸があるのが見えるなんて・・・? そう思いつつ抜糸したら、やはり黒ナイロンでした。一方は結玉を探し、その脇をつかんで引張ったら、すぐ結びがほどけました。正しく結節が作られていなかったと言えます。
埋没専用糸に黒も販売はされていますが、上述の青→透明が主流です。私には黒を使う理由はないと言えます。
なぜあの名医とも言われる先生が黒を使うのか?・・・医師にはそれぞれの哲学があり、青→透明の糸を知りつつ何年も先の再手術が念頭にあるのか?もしくは単なる1人よがりなのか?と思いました。
孔子の名言:『学びて思わざれば即ち罔し、思いて学ばざれば即ち危うし』(せっかく学んでも、自分で考えてみないと知識は確かなものにならない。自分ひとりで考えるばかりで学ぶことをしなければ、独り善がりになって危険だ。)・・・この後者だったらいけないのですが・・・。尤も私も気をつけます。