日本創外固定学会・骨延長学会

日本創外固定学会・骨延長学会本日は 日本創外固定学会・骨延長学会が長崎であり、今は現地におります。
この学会は実質的な意味では四肢の「整形外傷外科学会」で手術において創外固定の手技を用いる。時には骨延長もやるという学会です。脚延長で美脚を造るのを目標にしている訳ではありません。整形外科と言っても上肢・下肢(骨盤含む)・脊椎とエリアは広いのですが、この学会は難治性下腿外傷の演題が多いのが特徴です。
私は昔は整形外傷外科医を自負しておりましたし、美容外科で開業後も平成19年迄ずっと16年間、週一回慈恵医大系列の救急病院の当直医を続けていたので、いまだにこの分野には馴染みがあります。四肢外傷なら今でも普通の医療水準並みの事は出来ると思っています。
ただ今回は興味深かったのは、長崎大学形成外科教授、平野明喜先生が招待講演者として「頭蓋顔面骨の特殊性と骨折および骨延長について」との講演が1時間組まれていた事でした。私はこの先生が講師だった頃、平成2年ですが長崎大学形成外科を訪れ、手術の見学をさせて頂き、短時間ですが立ち話をした事があります。そして翌年平成3年の信州大学主催の日本形成外科学会総会にて長野県でお会いしましたので、又短い時間の立ち話(確か3分以下ですが)をしたことがあります。
それで、講演後にでも、もしチャンスがあればご挨拶でもしようと思って本日の学会を楽しみにしていたのですが、何と私は朝1便の飛行機に乗り損ねて、平野明喜教授の講演が終わった後で会場に到着したのでした(続く)。