アゴのシリコンプロテーゼ
アゴが引っ込んでいるので出したい。という希望は美容外科的にはシリコンプロテーゼ挿入が第一選択です。別な方法としてアゴの骨の末端を水平に切って前方に引き出し金属で留める方法もありますが、全身麻酔で腫れも強く全く手軽ではありませんから、これはアゴが長いのにアゴ先が後退している人が中抜きで短くして末梢骨片を前にだす時に行うケースが殆どです。
さて症例写真(拡大画像は≫こちらをクリック)はシリコンのロングタイプを入れた人です。手術して7日後は4ヶ月後よりアゴがまだ腫れていて拡大画像では皮下出血の黄色も認めますが、アゴは目・鼻と違い、そうそう人の視線が集中しませんから、お化粧して社会復帰は何とかできるものです。なお私は患者さんには術後に伸縮テープをアゴに3日間貼り続けて頂き、これにて術後の出血・腫れを抑えてもらっています。