聖隷浜松病院

聖隷浜松病院 それから何カ月かして茅ヶ崎徳洲会整形外科から大学病院の形成外科に入局せずじて形成外科医として最初から戦力として勤められる病院はないだろうか?と考える時、荻野先生に相談してみました。条件は①症例が多くて、②部長に高い技術力があり、③最初から私を戦力として使ってくれそう。④給料は安くて良い(仕方ない)。・・・そんな病院に勤める道があるでしょうか?とお尋ねしますと、荻野先生は「聖隷浜松の中村先生に頼んであげよう。」と言われました。私は聖隷浜松が700床は超える大病院、地域の中核病院であることは知っていましたから驚愕し、そんな病院に勤められるなら願ったり叶ったり、私の皮算用としても浜松なら新幹線を使って名古屋駅前の師匠のクリニック(名古屋形成クリニック)にも、小田原の慈恵系列の整形外科病院にも土曜の14時から勉強に行くことが続けられるか!?と興奮してしまいました。
 そして荻野先生を通した上で中村雄幸部長とお話しましたが、やはり嘘は付けないので「末は美容外科をやります。その前に形成外科に4年間勤めたいのです(あと4年間で専門医取得)。」と言いますと、「4年だけでは医局人事に逆らって無理に入れるのは出来ない話です。」と断られました。
 ガッカリしましたが、仕方がないとも思いました。形成外科認定施設はそれだけ大学病院の系列に組み込まれているのです。
 なお、聖隷浜松の前か後かは忘れましたが、荻野先生は、水道橋にある厚生年金病院の中村純二形成外科部長にも頼んで下さったそうですが、こちらは最初から「定員一杯。」と断られたそうでした。(続く)