美容外科学会に演題提出

 今回は会長が大慈弥先生でもあり、地方(福岡)開催ですから、2つ演題を提出してみました。
 1人が2つ出すと1つは却下になることがあり、そういう事例は知っていますが、やはり演題提出数が東京開催よりは少ないかもと思いましたから出しました。その1つは下記で、通常の学会発表にそぐわない問題提起です。
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2つの美容外科学会に20年以上ほぼ毎回参加した者の個人的見解

 近年の2つの美容外科学会の統一に向けた議論には気分的には賛成であるし、十数年以上前なら相対する学会を糞味噌散々に貶していたのを思い出せば隔世の感を禁じ得ない。
演者は美容外科クリニックで学生の時から見学させてもらい、研修医2年目から非常勤で埋没法を多数施術、卒後4年目に美容外科をライフワークとする決意をした。
形成外科入局は医学部4年の時から考えつつも、卒後は整形外科入局、その後に形成外科は独学・見学・教えを乞う形をとっても、結果的に形成外科の経歴を経る事なしに美容外科クリニックの開業に至っている。
何故そうなったのかの経緯と2つの学会の統一は出来るかどうかの個人的見解を述べたい。
(2つの学会の統一議論で暈していけないのは、統一学会の美容外科専門医は形成外科専門医であることを外せるか否かが最大の懸案であると考える。
これを形成外科専門医または「同等の実力があると認めた者」の条文を羅列し、JSASの既存の美容外科専門医は自動的に専門医と認めるとの移行措置では、JSAPSのJSAS吸収合併と捉える。)