形成外科転科への迷い2(回想)
一昨日の続きですが、当時勉強に通わせて頂いていた徳永美容形成クリニックの徳永院長にご相談しますと、「(昭和大分院)藤が丘の角谷の下に入るのが良い(角谷先生は当時助教授、今は教授)。」と再三言われました。角谷先生は非常勤で徳永クリニックに来られていましたから、ご相談しますと、「君は考え過ぎだ。俺なんか東京医大を卒業する時、昭和大学形成外科のトップは南條先生だから、南條先生に下駄を預けるつもりで入局届を出したが、入局してみたら教授は鬼塚先生だった(ので驚いた)。」と言われました(南條文昭先生は東大形成→虎ノ門病院形成外科部長)。
徳永クリニックには昭和大学形成外科同門会誌があり、昭和51年以降のをだいたい読ませて頂き、確かに他大出身者の方が多く入局しており、途中転科で入った人も散見し、開かれた良い医局じゃないか。との思いを強くしましたが、なかなか決断できない私の性格から徳永先生のアドバイスを実行出来ませんでした(続く)。