形成外科医の求人ゼロ(JAMIC JOURNAL求人欄,計49頁)

形成外科医の求人ゼロ
大学医局を離れれば形成外科医としての勤務先など無い旨、書いて来ましたが、当院に毎月タダで送られてくるJAMIC JOURNALを見ても医師不足のおり、多数の【医師求人】が出ており、4月号は求人欄だけで49頁もあるのですが、やはり形成外科医の求人は1つもありません。
 ですから昨日まで書いてきたスイーツ形成外科医は、大学で居場所がなくなり放逐された後、なまはんか身に付けた技量を生かす勤務先がありません。求人欄にある「科目不問」の在宅療養訪問医か採血センター医などとして勤めるか、いっそ開業医として「皮膚科・形成外科」または「整形外科・形成外科」で看板を出してゴマカシ医療をやるか、またはそれこそ「美容外科クリニック」に勤めるかしかないのですが、JAMIC JOURNALは『美容外科は求人に問題有り』として、この10年以上前に掲載を自粛しています(これは平成10年以前でしたが急に掲載しなくなったので私が編集部に電話して聞いたものです)。
 しかし他の雑誌には美容外科の求人があると思いますが(医事新報など)、以前見た限りほぼ全部が「(前歴)科目不問」なのです(卒後何年以上は有り)。ここに形成外科とは隔絶した現実の美容外科があるのです(続く)。