女医が男医との結婚を望まなくなると受験差別は無くなる/東大婚と比較
昨年4月の「東大婚」なる記事を見ました。
筆者は東大卒の女性が東大卒の男性と結婚するのでキャリアを伸ばせなくなっているとし、その改善策として、文章後半で「勉強が苦手で一流企業に就職もできなかったけれど、家族の幸せを大切に思う気持ちは人一倍強いという男性が~東大女子と結婚すれば、利害はぴったり一致するのだ。~現在問題になっている低所得男性の未婚率の改善が期待できる。~そして東大女子の未婚率も下がる。」・・・こんな風に書いていますが、全く同じ事が女性医師にも言えるんじゃないでしょうか?
男性医師が普通の女子大卒のお嬢さんと結婚なんてよくあります。すると嫁となってくれた人は専業主婦となって夫の男性医師を仕事に専念させられるものです。女性医師も同様にすれば、昨日書いたような仕事人として有能女医が『独身』となってしまうことも回避できます。
しかし私自身が上記を書きながら何かしっくり来ない感覚があります。
今はLGBTだとか同性婚だとかもあり価値が多様化し、時代の流れとしてはたぶん上記の東大女子や女性医師が主夫と結婚で仕事人として邁進は良い事と捉えるべきなのかと思います。
しかし未だ日本の女性の多くが気持的に『大和なでしこ』で、「尽くしがいのある男性と結婚したい。甲斐性のない男との結婚なんて嫌!」との感覚があるように思えます。それは受験勉強がしっかりできて高学歴となった人ほど、それが強い印象があります。