なぜ「お医者さんはいませんか」に手を挙げないのか?→責任が・・・

中山祐次郎先生の「なぜ医者は「飛行機の中にお医者さんはいませんか」に手を挙げないのか?を先日読みました。
そして我らが高須先生が、この件で何かご主張されていたはずで、探せば出てきました。
『高須先生は凄いな。カッコイイなあ。』と思います。

対する私は一度だけ「お医者様はいませんか?」のコールに応じたことがあります。新幹線の中でのことです。アナウンスは詳細で「手を引っ張られたら肘が抜けたようになった4歳のお子さんがいます。~お医者様はいませんか?」とのことでしたので、「肘内障だ!」と、とっさに立ちあがって、その子供の席まで行き、エピソードを親に再確認した上で、(骨折などの除外診断のため)、視診、触診後に間違いなく肘内障と観れば、肘関節と前腕を掴んで、サッと整復操作をしました。私の左の親指に“クリック感”を得ましたので、『完了!』と分かり、「はい、僕、両手を上げて下さい。」と言えば、きちんと万歳が出来たので「OKです。」となった、誠にカッコイイ体験があります。
後日JRから3000円分の謝礼が届きました。

ただこれが整形外科領域でなかったら、どうだったか?・・・私は徳洲会主義を自認していますし、救命救急的なことは素人ではないとは思っていますので、3~4年前なら、日本国民として職責として、やはり手は上げた気はします。

3~4年前と書いたのは、その頃に患者と言っても人を陥れるのに長けた詐欺師に善きサマリア人が嵌められるような事態が起き、私が善意で行った行為の後で、弁護士先生と一緒にやってきては640万余円払え、断れば提訴すると迫られたからです。
一昨年冬に、このブログに書きました通りです。こんな詐欺師と組む人は先生と称されても同じく詐欺師か嘘つきです。いずれ天罰が下るものと思います。