小林よしのり氏が立憲民主を応援とは

小林よしのり氏は昭和51年に、トンデモない下手くそな絵で「東大一直線」という漫画を少年ジャンプに連載してから、どんな人物か少し知っています。
「ゴーマニズム宣言」の連載当初は薬害エイズなどで朝日新聞寄りな主張をしていた時期もありましたが、だんだん右翼的な発信を繰り返し、「戦争論」なるクラウゼヴィッツに失礼なタイトルの著作を出した頃は、大東亜戦争肯定史観をされていました。しかしその後は左翼的発言もされています。

今も一応は保守と自称しているようですが、昨日は「立憲民主党」の応援演説をされています(画像はその核心部分)。
保守の論客がリベラル派の応援とは大変矛盾すると観えますが、要は対米追従が嫌だからです。大東亜戦争での敵国ですから。
その想いは分からぬもないのですが、米国と袂を分かち核の傘に守られているのを止めれば、日本は今より遥かな重武装を必要とし、核保有国にならなければなりません。原発の転用で直ぐ核保有国なれるとも読んだこともありますが、国内外が許さないでしょう。軍事予算も何倍にも跳ね上がります。

今後とも日米協調路線が最も賢明で、安倍首相は正当な保守です。小林氏には「安倍叩きばかりに走らず」現実主義になってもらいたいところです。橋下徹氏は「やっぱり小林よしのりはバカだった」と発言しています。