性別変更が手術なしで:女→男。男→女。が許されるのか?

性別変更画像に挙げた京都家裁でのニュースでは続いて、既に英独仏など約30カ国では手術なしでも性別を変更でき、世界的に手術を性別変更の要件から除外する動きが進んでいるように書いています。

結局は、心の性を優先するべきだろうとは理解できます。しかしそれが周囲に不快感や忌避感、恐怖、社会秩序の混乱を来しそうなら、やはり行き過ぎと思います。

オバマ政権時代に「心の性に応じたトイレ使用」が全米に通達されましたが、保守派から「トイレで性犯罪が起きる危険がある」と反対されていました。そしてトランプ政権になって破棄され、「どのように対応するかは州や地元政府などが決めるべき、と発表した。」とあります。・・・これは私は妥当と思います。

冒頭の家裁の判決は、「男性ホルモンの分泌が過剰となる先天性疾患」ということと「女→男」だから許可されたものと思います。

これが、何の疾患もなくて性別適合手術なしに「男→女」を訴えても、現状では裁判所から棄却の判決が降りるはずです。
私が思うところ、手術なしにホルモン治療を続け、服装と髪型と言動で「女→男」として生きる人がいたとして、まあ、社会に溶け込めると思います。しかし逆に「男→女」へ手術なしにホルモ治療くらいでなろうとして、服装と髪型と言動で「私は女です。」と表明しても多くは無理で、社会に受け入れられない気がします。

これを以前のブログで「体に心を合わせるか、心に体を合わせるか!? 性とは心を生きると書く。」などとして考察を書いてみました。