豊胸手術
豊胸術はバッグを入れる方法と脂肪注入法に大別できます。一般的にはバッグが多く、ソフトコヒーシブシリコンのラウンド型がよく使われます。
症例画像
ソフトコヒーシブ シリコンジェルバッグによる豊胸 症例A
授乳歴なしの症例です。このように見た感じも自然で、パッと触ってもほぼ自然に近い感触です。
ソフトコヒーシブ シリコンジェルバッグによる豊胸 症例B
授乳歴あり初老の方の豊胸手術例です。術前明らかに垂れています。術後は垂れはありますが、ハリが出て見栄えが良くなっています。
再手術(他院術後)による豊胸
他院入れ替え豊胸術例です。元々授乳歴あり垂れていましたが、他院での術後に強度の拘縮になり、バッグが上がってガチガチに硬くなっていました。再手術後は自然に見え、感触も柔らかくなりました。
脂肪注入による豊胸
脂肪を胸(乳房)に注入する方法も1つのやり方です。この場合、感触を含めたナチュラルさは満足度の高いものですが、通常ワンサイズしか大きくならないのが現状です。
料金
表示金額は税抜き価格となっております。
手術項目 | 金額 | |
---|---|---|
豊胸術(ソフトコヒーシブ) | ¥850,000 | |
皮膜拘縮解除術(再剥離術) | ¥500,000 | |
乳房吊上げ術(マストペクシー) | ¥850,000 | |
プロテーゼ抜去術 | ¥280,000 | |
豊胸バッグ入替術 (抜去+再挿入) | ¥1,000,000~1,250,000 |
よくあるご質問
医学コラム
豊胸手術のアプローチ
豊胸手術は以前までは乳輪切開、または乳房下切開が主流でした。しかし昭和60年以降になると、わき下切開が主流になりました。それは後々の傷が、わきが一番キレイだからです。
しかし、わき下切開は乳房から遠くバッグ(人工乳腺)を入れるのに手間がかかりますから、現在でも乳輪切開や乳房下切開を行う医師がいるのは事実です。
豊胸バッグ(スムース、テクスチャードバッグ)
以前はバッグの表面が単なる膜のようなスムースタイプが一般的でしたが、この10年近く前から表面に細かい凹凸のあるテクスチャードタイプが普及してきました。
これはバッグ表面の凹凸に応じてカプセル(被膜)も凹凸に形成され、丁度アコーディオンカーテンのように伸びがあるカプセルになる、またはカプセルに作られるコラーゲンの配列が変わるなどの理由で、マッサージしなくても固い胸にならない点で優れているからです。
豊胸バッグ(シリコンジェルバッグ)
現在の豊胸バッグのルーツは1963年にシリコンジェルをバッグに密封した頃に始まります。それ以前は「肉質注射」と称してシリコンジェルや成分不明のオルガノーゲン等を注射で胸に入れていましたが、結果的に悲惨な患者さんを多く生み出しました。その後の改良を得て、現在のシリコンバッグは第3世代などと呼ばれます。現在は粘性を持たせたコヒーシブが主流です。
バッグの種類(ソフトコヒーシブ、CMC、生理食塩水バッグ)
美容外科における豊胸は、バッグだと現在はソフトコヒーシブシリコンが最善でしょう。生理食塩水バッグは感触が悪すぎ、ハイドロジェルバッグは世界的に禁止傾向です。CMCもハイドロジェルバッグの1つですが、日本でも平成15年頃は割と使われていましたが、現在はほとんど使われなくなりました。
生理食塩水バッグもハイドロもいずれ亀裂が入り内容が漏れてペチャンコになるのは必至です。従って10年過ぎのサイクルで入れ替えを続けないといけません。その点、コヒーシブ系は感触・安全性・耐久性で他を凌駕します。
Sub-Qによる豊胸術
sub-Qとはレスチレンでお馴染みのスウェーデンはQ-MED社製の分子量の大きいヒアルロン酸です。ヒアルロン酸自体は人間の皮膚や関節軟骨の中に存在するムコ多糖の一種で安全です。従ってアレルギーや異常反応の心配もありません。sub-Qの場合、効果の持続もその他のヒアルロン酸より長く1〜2年ほどです(個人差があります)。この注入は簡便で良さそうですが、実際にバッグや脂肪による豊胸に比べ本当に大きくするには100万円以上は必須で、多くの場合、明らかに物足りない位の注入量で済まされてしまっています。また諸外国で豊胸にヒアルロン酸を使用している国はなく、実験段階の治療とも言えます。
豊胸術後の拘縮
「拘縮」とはバッグの周りにできるカプセルの表面積が狭くなり、中のバッグを球形に近づく形で動かないようにする変形と固さを呈する病態を言います。しかし、これは生体に入った異物に対して鎧で固めてしまえといった防御反応の表れなので、体の本来の機能がキチンと働いた証でそれ自体が悪い反応とも言えません。
スムースタイプのバッグの場合、マッサージをしなければ高確率で拘縮を起こします。テクスチャードの場合は、安静さえ保っておけば、滅多に拘縮と呼べる結果に終わることはありません。
右の写真の方は最初の手術でスムースを入れられました。本人はしっかりマッサージしたというのですが、特に左がガチガチの拘縮を起こしました。頑張っても拘縮が起きる人も結構いるため、これが近年スムースタイプが敬遠されている理由です。